【 王様の食事 】
私たちは日常で雑多な問題に直面しては、わずらわしさといったものに振り回されてしまいがちではあります、
そしてその日常で出会う問題が多くの場合、夫婦間や恋人同士の間に亀裂の種として入り込んでくる。
月末になれば家賃や公共費の支払いもあることでしょう、そして夫の地位、出世といったことや、
愛する人と同じ時間を過ごす少なさといった様々な事にも頭を悩ませているにちがいありません。
たしかに悩みの種として正当なものであるかもしれません、
しかし愛する人との間をうまくゆかなくしてしまう程の大きな問題というものは本来ありえないのです。
もし夫の給料だけではやりくりが難しいと考えるならばお互いが働くことも二人で相談しあえるし、
住宅ローンが払いきれないと頭を悩ますならその時はその時と二人で腹をくくってしまえばいい。
起きることが避けられないならば起きてしまった以上の悲劇は必要がない、
あなたのもっとも大切な愛まで壊す必要はないのです。
あなたの愛と身に起きる雑多な問題と本当はどちらがあなたにとって大切なのかをよく考えて欲しいのです。
雑多な日常の問題に出くわしては頭を痛めてしまう、もっともです、私にもそれはよくわかります、
しかしあなたは雑多なあなたを悩ます日常の問題よりも愛が大切な人なのです。
不景気で会社が倒産しようと借金の取り立てにあなたが悩もうとも、
日常の雑多な問題に振り回されて愛を傷つけてしまうならあなたは後ろを向いているのだ。
問題に悩まされて苦しみ、家賃の支払いもままならない事に甘んじよと言っているのでは決してありません。
例えばあなたが、いつも夕食で一国の王様が食べるような豪華な食事を日々ごちそうにありついていたとして、
明日から食べることができないならできないなりに食事を楽しめばいいのです。
そして豪華な食事をあなたと愛する人が再び食べたいと思うなら、二人で問題を乗り越えてまたその豪華な食事にありつけばいい。
砂漠や北極に住もうとも、食べるものが多かろうと少なかろうと分け合って食べればいいし、
問題が起きたなら二人で前を向いて乗り越えてゆけばいい、
あなたがなにより愛を大切に暮らすなら、そこはあなたの楽園なのだ。
■ ふたりの間に愛を傷つけるものを持ち込む必要はありません、
もしそれら雑多な問題がふたりを悩ますのなら、それはふたりで乗り越えてゆくものと捉えてください。
■ あなたが雑多な問題よりも愛を大切に暮らすなら、そこはあなたの楽園なのです。
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