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10章 正見 愛を確かなものにするために 童心

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 「 10章 正見 愛を確かなものにするために 」

 【 童心 】

 二人が晴れて結ばれて愛し合うようになったならね? いいかい?
いつまでもしあわせでいたいよね? どうしたらいいと思う?
いいかい、とてもたいせつなことだ。
ふたりで居る時はいつもこどものようにしていようって誓い合うんだ。
これはね、だらしなくしていていいっていうんじゃないんだ、
対人間や義務、社会的責任といったものはキチンと果たしながらも、
「ふたりでいるときはいつも幼き頃のこどものままに」なんだ。
おとなはさ、いつも堅苦しくかんがえたりむずかしくしわよせたりしてるけど、
それはそれでふたりの楽しむじかんにもちこむ必要はないんだっていうことなんだ。
ふたりでいる時、愛し合う人、最愛の人の前でこそはずかしがらずにすべてをみせあって、
ふたりのじかんをたいせつにしあうってことなんだ。
いい歳していまさらはずかしい? そんなことないよ、きみの愛する人にはなしてごらん、
あしたじゃだめだ、今日だよ、それもいますぐにだ。
「これからは ふたりでいるとき こどものままに愛しあおうと。」
いいかい? ぼくたちはね ほんとうはいつだって自分の手で楽園をつくれるんだよ この地上に。




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