立証を示そうとしない霊能者は信用されない時代になります
立証を示そうとしない霊能者は信用されない時代になります
最近の「現代スピブーム」のよくない点というものがあるんですが、
それは自称「能力者」、それは様々あると思いますが、
やれチャネリングだの、スピヒーリングだの、何かにパワーを込めるだの色々言われてはおりますけど、
何一つ人前でそれらを証明してみせようとはされません。
また、そうした具体的な証明がされていないものを「鵜呑み」にしてしまいがちな人があまりに増えてしまったという点でしょうか。
以前にですが、ここでは名を控え、K女史とさせて頂きますが、
その方は様々な能力があると吹聴はしてはいたものの、
何一つ人前でそれらを実証しようとはしませんでした。
その方はですね、実に巧妙なんですが、実証を余儀なくされてしまう、「念力」、
これ以外ならなんでもできると人々に吹聴をされていたわけです。
さて、その方は念力だけはできないと言われていたその理由が実に面白いのです。
それは、念力は能力の中でも下等なものであるからだと。
彼女曰く、なんでもできると。 しかし念力は能力の中では「下位の部類」だからできないと言われる。
一見、言ってることは整合性があるようにも聞こえてしまう、錯覚に陥るわけですが、
下位のものが出来てこそ上位の能力もできるようになってゆくのが道理なのですね。
たとえば足し算引き算ができてはじめて掛け算ができるわけですし、因数分解にしてもです。
下位のものだからできないなどということは道理に合わないわけです。
彼女のその言い回しはですね、下位のもの=下等なものというニュアンスでの言い訳だったわけですね。
こうして「目の前での実証が不可避なものは避けれるように詭弁で人々を欺く。」
もし、なんでもできるし念力もできると発言をしてしまったならばですよ、
じゃあやってみろと言われかねないわけです。
そこから逃れるための方便なわけです。
といったことが冷静に見つめていればですが、その発言の主旨、動機が見えてくるわけです。
あくまで冷静になればですが。
こうした、霊能者を気取る方もですね、人前で実証をせずに済ますための詭弁をあらゆる方便で用意してきます。
やってみろと言われてできなかったらボロがでてしまうからなんですが。
しかしそれにも増して今一番の問題と言えるのは、
なんら立証を確認しようともせずに「鵜呑み」にしてしまいがちな人々が増えてしまっているということです。
普段私のブログを読まれている方の大半は、懐疑心が悪いものではないことは十分ご承知でしょうし、
冷静さも賢明さも備えた方々ばかりだろうと思います。
すると、読者によるコメント欄もそうした冷静さや賢明さがコメントの質として反映してくると。
もし、上記に挙げたような、なんら立証することから詭弁で逃げていると思われる自称霊能者を見つけられたなら、
ぜひ観察をしてみてほしいものがあるのですが、
そうした詭弁方便でうまく立証から逃れ、言葉の暗示でうまく信じさせようとされている、そう感じたなら、
その方のコメント欄に注目をされてみてください。
立証なく信じてしまわれる方というものはコメントでの文章にもそうした傾向が色濃く表れてしまうものだからです。
この場合、そうした傾向のコメントが寄せられている自称霊能者は、元々立証などする気のない、
まやかしである確率は限りなく100%に近いと思って頂いてよいでしょう。
これは私の経験からも言えるんです。 これまで私は様々な自称霊能者と対峙をしてきましたが、
その中でもあまりにも印象的だったものにこんなものがありました。
ある、とある霊能者に、私は死んだことに勝手にされたことがありましたが、
この通り生きていると言えば、取り巻きの信者さんらは私に向かってですが、
「あなたが生きているというのはあなたの勘違いなのだ」と私に言うわけです。
こうした、霊能者の能力の立証をはじめから求めずに無視してみたり、論理や道理を無視して発言する信者の多さ少なさと言うものはですね、
その自称霊能者の実態の反映そのものなんですよ。
しかしこうした、これまでのような、
自身の能力を口先ばかりで信じ込ませようとするタイプの霊能者、
言わば立証してみせようという姿勢をみせない自称霊能者は、これからの時代は信用されなくなってきますし相手にされない時代になります。
2005年以降の流行りを迎えた以降を私は「現代スピブーム」と呼んでいます。
それ以前にもこうしたものは静かながらもあったとは思います。
国内でのそうしたものは主には「ニューエイジ」と呼ばれていたように記憶していますが、
今の流行りを迎えた以降ほど、なんら能力を目で確かめるように示そうともしないで口先だけで信じ込ませようとする時代はなかったように思います。
こうして「現代スピブーム」を迎えてまだ10年にも満たないわけですが、
こうした口先だけでなんら立証を示そうともしないでも人々は信じてくれる、そういう甘い幻想はそろそろ終焉を迎えます。
なぜなら、そうした口先だけで信用させようとしてきた人々がこれまでのブームで大多数であったことに人々は気づくようになり、
ブームに乗せられてきた人々もこれまで以上に冷静に、そして賢明になってゆくからです。
これからの時代は偽物と本物をキチンと選別した上で触れてゆく人々がこれまで以上に増えてゆくことでしょう。
立証を提示しようとしない自称霊能者、立証を求めずとも鵜呑みにしてしまいがちな人々、
こうした図式こそが今現在の霊感商法の大前提の部分であり、根底にあるものなのだと、多くの人々は深く、そして常識として、認識をしてゆく時代を迎えるのです。
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JUGEMテーマ:スピリチュアル
- 2013.02.09 Saturday
- 偽霊能者の見分け方
- 00:30
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- by 愛上王